会うたびに、疲れた顔をしている。
連絡をしても、未読が増えた。
「またこんど」も「大丈夫」も、
返ってこなくなった。
このページは、そんなふうに
誰かを心配しているあなたのために書きました。
ご本人がその気にならなくても、
支える側おひとりでカウンセリングを
ご利用いただけます。
ご家族支援の研究では、支える側が
自分の生活と元気を取り戻すことが、
結果として、ご本人が相談につながる
いちばんの後押しになることも分かってきています。
あなたが健やかであることは、遠回りではありません。
がんばることで自分を保ってきた人は、
心配してくれる人にこそ、
弱った姿を見せられないことがあります。
こころの不調を経験した人たちの話には、
家族や友人、パートナーなど
大切な人に本音を打ち明けた日のことが、
よく出てきます。
呆れられると覚悟していたのに、
返ってきたのは「よくがんばったね」だった。
そこから、何かが変わりはじめた、と。
まだ打ち明けてもらえない期間は、
あなたの関わりが間違っている時間ではなく、
ご本人の準備が整っていないだけの時間です。
そして「否定されなかった」という体験が、
最初の継ぎ目になります。
ここに載せるのは、
ご本人を動かすための技術ではありません。
動くかどうか、いつ動くかは、ご本人のものです。
そのうえで、ご家族の関わり方の研究(CRAFTなど)では、
責める・説得するよりも、穏やかなときに短く、
「わたしは心配している」と自分を主語にして
伝えるほうが届きやすいことが分かっています。
断られても、返事がなくても、失敗ではありません。
「今はまだ」という、ご本人からの返事です。
気持ちが動く窓は、またひらきます。
そのときに思い出せるよう、
「そういう場所があるらしい」と
置いておくだけで、十分です。
「そっとしておいてほしい」と言われたときの距離感は、
noteの記事にくわしく書きました。
休職中の家族との接し方「そっとしておいてほしい」と「一人はつらい」は、矛盾しない